介護施設の人手不足というと、介護職員や看護職員が注目されがちです。
しかし、施設運営を支えているもう一つの重要な仕事があります。
それが「食事」です。
365日、朝・昼・夕。
入居者様がいらっしゃる限り、「今日は人が足りないので食事は休みます」というわけにはいきません。
ところが厨房を見ると、
「この人がいないと朝食が回らない」
「献立を考えられる人が一人しかいない」
「欠勤が出るたび管理者が厨房へ応援に入っている」
そんな状態になっている施設もあるのではないでしょうか。
問題は「採用できないこと」だけではありません
もちろん採用活動は大切です。
しかし、人手不足が続く中で「辞めたらまた採用する」を繰り返すだけでは、根本的な解決にならないこともあります。
例えば4人で行っている仕事を、ずっと4人必要な仕事のままにしておけば、1人辞めるたびに採用しなければなりません。
一方で、調理工程そのものを減らし、3人、2人でも運営できる仕組みに変えることができれば、人材不足への強さは変わります。
大切なのは、「どうやって人を採るか」と同時に、「今の仕事は本当にすべて必要なのか」を考えること。
これは厨房だけでなく、介護施設経営全体にも言えることです。
「料理をしない」のではなく「必要な仕事に時間を使う」
完全調理済みの食事を導入すると聞くと、「手作りをやめるのはどうなのだろう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、完調品を活用する目的は単純に料理をしなくすることではありません。
献立を考える、食材を仕入れる、仕込む、調理する。
こうした業務を外部化することで生まれた時間を、
盛り付けを工夫する。
利用者様の食事の様子を見る。
残食を確認する。
「今日の魚、おいしかったよ」という声を聞く。
そんな、利用者様に近い仕事へ振り向けることもできます。
効率化とは、単純に人を減らすことではなく、「人にしかできない仕事へ時間を戻すこと」でもあるのです。
年末になって慌てないために、9月から厨房体制を考える
これから秋、冬へ向かうと、厨房運営も年末年始を見据えた体制づくりが必要になります。
欠員が出てから考えるのではなく、余裕のあるうちに、
「今より少ない人数でも食事提供を続けられるだろうか」
「ベテランスタッフが休んでも回るだろうか」
と考えておくことが大切です。
まるとみの完全調理済みパック給食は、献立作成・買い出し・調理などの負担を減らし、介護施設の人手不足対策を支援するサービスです。製造工場ではHACCPに基づいた衛生管理も行っています。
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